気功教室 健身道 の日記
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気功師のよもやま話 『気功的読書法』
2016.01.15
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気功師です。
私は読書が大好きですが、本から学ぶことのメリットとして、どんな偉人や大学者や大先生からでも学ぶことができるということがあります。
本から学ぶのであれば、世界的権威の大学者からも学ぶことができます。もし直接学ぶのであれば、会うことすら難しいでしょう。
たとえば、アインシュタイン。アインシュタインは故人です。もし生きていたとしても、一般の人が直接教わるのはまず不可能でしょう。
しかし、岩波文庫の『アインシュタイン 相対性理論』を読めば、アインシュタインが創出した思考過程にそって相対性理論の教えを受けることができます。
この本は、相対性理論の考え方の基本を述べた最初の論文『動いている物体の電気力学』の邦訳です。アインシュタインの思考の美しさが伝わってくる、持っているとうれしくなる本です。しかし、難しい本で、門外漢が正確に理解することは困難です。
このような難解な本は、いつか理解できることを夢見て、常に傍らに置き、たまに取り出してパラパラ読んで手に馴染ませておきます。
たとえ完全に理解できなくても、役に立ちます。一つの気功的な読み方です。
気功を読書に役立てる方法も色々ありますが、いつか気功教室でお話ししたいと思います。
では、本日のお話はここまで。