気功教室 健身道 の日記
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気功師のよもやま話 『渡り鳥と気功』
2015.12.15
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気功師です。
昨日散歩の途中、川で渡り鳥を見かけました。
どこから来たのか考えているうちに、アネハヅルという世界最小の鶴のことを思い出しました。
アネハヅルという渡り鳥は、世界の屋根と呼ばれるヒマラヤ山脈を越えるそうです。
高度8000m以上、上空の気温氷点下30~40度、酸素濃度は地上の3分の1という過酷な環境の中を越えて行くのです。
この小さな鶴のヒマラヤ越えの秘密は、風を巧みに利用する独特の飛行技術にあるようです。
渓谷に発生する強風と敵対することなく、味方につけているのです。
地元の人々は、「風の鳥」呼ぶそうです。
神秘的に見える気功の技も、天地自然と敵対することなく、味方につけることにより発揮されます。
これは、力を抜くことにより可能となります。力を抜くと相手の力や自然の力を味方につけることができます。
これが柔(やわら)です。
気功教室 健身道では、この原理を使った護身術の稽古も行なっております。
トヨタが自社製品の開発のために、このアネハヅルの謎を研究しているという記事を雑誌で読んだ記憶があります。
では、本日のお話はここまで。