気功教室 健身道 の日記
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気功師のよもやま話 『人間万事塞翁が馬』
2015.11.20
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気功師です。
先日の熱海合宿の最後に、「人間万事塞翁が馬」と題する気功を行ないました。
この「人間万事塞翁が馬」ですが、iPS細胞の山中伸弥先生のお好きな言葉として有名です。
『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』(講談社)によると、山中先生の人生も、まさに「人間万事塞翁が馬」と思える出来事の連続だったそうです。
同書によると、研修医の二年間はずっと「お前はほんまに邪魔や。ジャマナカや」と言われ続けたそうです。
整形外科の手術で、うまい人なら20分で終わるところを2時間かかったとか。
しかし、この臨床医としての壁にぶつかったことが、研究者という新しい道につながったのです。
まさに「人間万事塞翁が馬」、「禍福は糾える縄の如し」です。
今の不遇を嘆いている時や、過去の選択に失敗したと後悔している時は、「人間万事塞翁が馬」を思い出して、自分の道を信じることが大切と思います。
ジャマナカ云々のお話は有名ですが、他にもためになるお話が書かれた本ですので、是非お読みください。
では、本日のお話はここまで。
