気功教室 健身道 の日記
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気功師のよもやま話 『論語と気功上達の秘訣について』
2015.10.16
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気功師です。
本日は、気功上達の秘訣についてのお話です。
学びにおいて、最も上達するのはどのような人でしょうか?
論語の雍也第六の二十に次のような言葉があります。
『子曰、知之者不如好之者、好之者不如樂之者。』
子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず、
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。
いくらその物事に詳しくても、好きでやる人には及びません。
「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあります。
「好きな事にはおのずと熱中できるから、上達が早いものだ」
という意味です。
しかし、更に上があります。
好きでやる人も、楽しむ人には及ばないというのです。
「好き」と「楽しむ」の違いはどこにあるのでしょう?
好きでやっている段階では、まだ物事を対象化しています。
その対象を好きでやっている段階です。
楽しんでいる段階になると対象と自分が融合して一体化し、
一如となっています。
気功も、楽しくやることが上達の秘訣です。
気功教室 健身道は、誰でも短期間に上達するので、すぐに
気功の技を体現できる楽しさがあります。
楽しんでやれば、自ずと上達します。
論語の本で読みやすいものとして、齋藤孝著「現代語訳 論語」
(ちくま新書)があります。
では、本日のお話はここまで。
