気功教室 健身道 の日記
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気功師のよもやま話 『気功師の技とラーメン屋の湯切りの技』
2015.10.10
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気功師です。
今回も、気功師の内部感覚が相手の身体の中にも広がることについての
解説です。
気功師の内部感覚が相手の中に広がることは、気の感覚によって、対象と
一体化するということです。それによって、相手の内部情報を知ったり、
コントロールすることができます。
前回お話しした打検士は、打検棒によって、缶詰と一体化することができるの
です。それによって、缶詰の内部情報を知ることができるのです。
これは、どのような分野、どのような職業でも同じです。
達人、名人、職人といわれる人は皆、道具や対象と一体化することができるの
です。野球の名選手は、バットやボールや相手選手と一体化することができる
のです。
料理の名人も同じです。
今回は、『ラーメン屋の湯切りの技』についてのお話です。
ラーメンは湯切りが命といい、しっかり湯切りをしないとスープの味を殺して
しまうので、スープの味にこだわる店ほど、湯切りにこだわるそうです。
この湯切りの技ですが、気功師の技とソックリです。特に、テボという深いザル
ではなく、平ザルによる湯切りの名人の技はみごとです。
平ザルによって麺と一体化して、麺の状態(内部情報)を知り、麺を自在に
コントロールしております。
この技は、気功師が気の感覚によって、相手と一体化して、相手の内部情報を
知り、コントロールして投げる技とソックリです。
色々な分野の達人・名人の技も、分野は違っても共通する原理を体得すること
によって行なっているのです。
気功教室 健身道では、誰でも気の感覚をつかみ、達人の技を体現できる、
独自のメソッドによる指導を行なっております。
気功だけではなく、各分野の技で上達が期待できます。
では、本日のお話はここまで。