気功教室 健身道 の日記
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気功師のよもやま話 『楽しい読書生活』 (渡部昇一著 ビジネス社)
2015.10.04
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気功師です。
私は、毎日大量の本を読みます。
今まで読んだ本の紹介もしていきたいと思います。
まずは 、読書自体についての本です。
いわゆる、読書論の本です。
私は、ずっと疑問に思っていたことがあります。
読書をすることの意義、特に小説を読むことの意義についてです。
小説を読めば、確かに面白いものは面白いのですが、所詮は人間が
頭の中で考えたこと、つまり虚構(つくりごと)です。
つくりごとより現実・ノンフィクションの方が大事ではないかという
思いもありました。
この疑問に対する一つの答えの書いてある本がありました。
知的生活の第一人者である、上智大学名誉教授 渡部昇一先生の
「楽しい読書生活」(ビジネス社)という本です。
この本の中で渡部先生は、「読書というのは、最も人間的な営み、
最も人間的な経験である」こと、そして「小説には、人間のいちばん
深いところで心を揺さぶる力がある」ことを述べておられます。
詳しくは、同書をお読みください。
「本読みの達人による知的読書のすすめ」の本です。
渡部先生のエピソードとして、65歳の時、退職金のほぼ全額(3,500万円弱)
をはたいてチョーサーの「カンタベリー物語」初版本をオークションで
落札されたそうです。70歳の大学定年前に退職してまで手に入れたそうです。
流石は知の巨人。驚きのエピソードですね。
さて、読書のため、特に長編小説などを読むためには、知的体力ともいうべき、
集中力や記憶力や理解力が必要になります。
気功教室 健身道では、身体を健康にするための気功だけではなく、
脳のアンチエイジングのための気功や、
集中力・記憶力・理解力を開発する、頭脳のための気功も行なっております。
これらの気功の訓練によって知的体力がアップすれば、たくさんの本を読むことができます。
では、本日のお話はここまで。